首都大学東京での講義。

先日、首都大学東京で講義に参加しました。

「企画起業基礎演習2」

就職を控えた大学生に起業のリアルな事例を紹介し
社会をより深く知ってもらうという狙いの講義。

大学生の皆さんは就活の際に知っている会社を選ぶ。
「知っている」といっても消費者目線だから
日常の生活で目にふれるもの、
例えば食品とか自動車とかになりがち。

もっと視野を拡げるにはどうすればいいかと
担当教官の方はあえてBtoB企業をケースとして採用されたそうです。
BtoB企業を理解することで社会を知ることができるという考えですね。

ケースは2つ、弊社イプロスと
なんともう1社は世界のSAP社様。

私が参加した10月13日は
業界や弊社の状況、その背景などを紹介、
成長戦略上の課題を提示しました。
その場で質疑応答があり、教官の方からのアカデミックな
説明が追加され、講義が終了しました。

この課題をうけ、数回の講義とワークなどを経て
経営課題に対する解決策の提案がまとめられ
大学生の皆さんがプレゼンを実施する予定です。
まるで公開コンサルティングですね。

課題解決のプレゼンは11月10日、
課題の説明の際の理解がとてもよかったので
新鮮な発想で意外な解決策が出てくるかも
実は楽しみにしています。

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産業関連ニュースの掲載を始めました。まずは日経BP様。

昨日からイプロスサイトのTOPページを一新しています。
上部中央に「製造技術トレンド」というエリアを設置、
産業分野のニュースを掲載を開始しました。

ニュースとは情報一般なので、そのまま使える製造技術とは限らない。
研究開発や発想、業界動向などはそのまま設計に使えるわけでもない。
ただ、既成概念を壊して、新しい発想をするためにはとても重要です。

まずは日経BP様のニュースを掲載
今後拡充していきます。

技術者個人の発想や生産性の向上を促したい、
そこを目指して工夫を続けます。

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世界一かっこいいAppleStore

先日、デザイナーの友人に会った際に
「上海のAppleStoreは世界一かっこいい」
と紹介されました。

「あの場所に、あの建物、信じられない。。」
と興奮気味に絶賛していた。

彼が言っていたアジア最大規模の上海のAppleStore。
どんなものだろうと思って調べてみました。

それはガラスでできたエントランスだけの小さな建物でした。
奇抜な超高層ビルが競うように建つ地、上海
その中心部にあえて、フラットなスペースを据え、
未来に向かうガラスのエレベータホールのような建物、
地下につながるオブジェとしての階段、
それだけが見えます。

そして階段を降りると
アジア最大のAppleStoreに迎えられるわけです。

偽AppleStoreも乱立するらしい中国
「ほんもの」はこれだと言わんばかりの
存在感、空気感ですね。

確かにかっこいい。

これです↓
 http://www.apple.com.cn/retail/pudong
※写真の左下のボタンをクリックすると
全景や店内の画像を見ることができます。

Apple恐るべし。

一度行ってみたいものです
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イノベーションの成果としての「ブランディング」

今日は中国の話。

中国は10数年の期間で資本主義経済をキャッチアップして
経済発展にまい進、本当に素晴らしいことだと思います。

膨大な内需とコスト競争力を背景にした輸出でGDPを増やしている。
ある意味、作っただけ売れるという状態ですね。

ただ、一方、世界の「生産工場」でしかないとも言われます。
実際に中国独自のブランドで商品を販売し、
それが世界で通用するブランドになっている例は少ないからです。
安いから売れているという状態がほとんどです。

コスト競争力は現状の新興国の需要を考える
と非常に大きな武器です。
それだけで競争を勝ち抜いていける。
今はそういう状態なのですね。
ただ、今後は他の新興国との競争も激化してくる、
人件費の高騰の問題もある。
なのでどう競争をしていくのかを考えていかなければならない。
そこにマーケティングの概念が必要になります。

マーケティングはどう競争をしていくかの技術。
資本主義のなかでももっとも高度な技術の1つです。
コミュニケーション能力が要求されます。
製品の見せ方、ターゲティングの仕方、メリットの伝え方。
それを中国は学び実践していくでしょう。

そして、マーケティング効率の最大化を考えると
ブランドが欲しくなります。

どうすればブランドを獲得できるのか?
私の個人的な考えかもしれませんが、
ブランドは世界の産業史に残るようなイノベーションを達成した
国や会社に付与されるものだと思っています。 

アメリカは自動車を、ヨーロッパは家電品を、日本は個電品※という
イノベーションを興してきた。その結果として世界の産業史に実績を残し、
それがブランドになった。そう思うのです。

家電品=家族で共有して使う電化製品に対して
個電品=個人で使う電化製品 市場が数倍になった。ウォークマンがいい例。

広告などのコミュニケーション戦略はもちろん必要ですが、
その前提としてイノベーションという成果が欲しいものです。
そうしないと薄っぺらになってしまう。

今、中国は国を上げてそこにチャレンジしています。
必ずや成果を上げていくでしょう。。
中国のパワーで世界がどう変わるか、産業がどう変わるか。

その状況に脅威と期待が入り混じったものを感じます。
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Googleがモトローラを買収した。

「Googleがモトローラを買収した。」
驚いた方も多いでしょうね。私もです。

マスコミなどでは携帯電話メーカーとして取上げていますが、
私にとってモトローラと言えばAppleにCPUを供給していた
メーカーです。Macの大ヒットを支えていました。(旧Macですが。。)

CPU以外にも多くのIC、LSIを開発していて
私自身もエンジニア時代にお世話になりました。

そんな老舗会社が今、Googleに買収された。
どんなことが起きているのでしょう。

パソコンの歴史を振り返ると技術的な主戦場は
CPU→OS→インターネット→検索→モバイル(ソーシャル&クラウド))
と移っています。下記の4世代ですね。
世代ごとにメジャーな会社や収益モデルも変わっています。

太字が勝者です。

第1世代(1975年~) CPU:
インテル(80系CPU)、モトローラ(68系CPU)

周辺部品を実装して一応コンピュータとして販売されていました。
ただ、使い道は趣味の延長線上、何をするものだろう、何ができるのか
を勉強して遊ぶ。8ビットのデータをスイッチで設定し書込み、そのデータ
を加工してLEDで表示するなど。電卓、ゲームを作る。趣味のもの。

第2世代(1980年~) OS:
マイクロソフト、Apple
すべてのプログラムを一から作る効率の悪さを解決する手法、それがOSです。
ニーズがある機能のみをアプリにして販売できるようになりパソコンビジネス
は急成長していきます。

OSのライセンスビジネスとその上で動くアプリ販売で収益を上げる。
そんなビジネスが開発されました。OSをきっかけにパソコンビジネスは
大きく飛躍しました。
マイクロソフトはオフィスアプリ。Appleはクリエータアプリを得意とした
のですが、最終的には市場規模が大きなオフィスアプリを制覇した
マイクロソフトがOS競争で勝ち、Appleがパソコンで劣勢になるとともに
モトローラは組込みCPUに移行、パソコンビジネスから姿を消します。
その後、携帯に参入したという歴史があります。

第3世代(1995年~)
インターネット+検索:
Yahoo、Google
皆さんがご存知の世界に近づきます。検索連動広告ビジネスですね。
ソフトウェアやハードウェアの販売ビジネスから広告ビジネスに
収益モデルが移行し始めた。PV(ページ閲覧)をもっともシンプルに
収益にする仕組みを発明したわけです。ここからアプリは無料にしても
広告で稼ぐという仕組みが一般化しました。

第4世代(2008年~) ソーシャル、モバイル、クラウド
・キラーアプリを無料化、広告ビジネスにした。
Facebook vs Google vs Apple  ???

広告ビジネスでの収益を背景にOSやアプリの無料化、低コスト化が加速
しています。第2世代のビジネスモデルを破壊しているわけです。
第3世代でGoogleが手がけたことが全分野に展開されています。

キーワードはソーシャル、クラウド、モバイルなどですが、
Facebookなどがリアルな国の人口と比較されるようになっても
それがきっかけで大きな産業になっているわけではない。
なので、ソーシャルは要素技術でしかない。クラウドも特に新しくない。

では、第4世代のキー技術は何か? 経済的に社会を大きく変える収益構造。
ソーシャルやクラウドと考えるよりもモバイルだと私は思います。

Googleはキーデバイスをモバイルに設定しています。
そこで技術力に深みがあるモトローラに目を付けたという構図が見えます。
第2世代でappleを支え、第4世代でGoogleと組む。メジャーな2強が戦い
を繰り広げ、それを支える技術参謀の立場。それがモトローラですね。

こんな会社が技術や社会を支えています。
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日本経営合理化協会様主催のセミナーで講演を行います。

第122回 夏季 全国経営者セミナー

日本経営合理化協会様が主催する
毎回、700~800名の経営者が一堂に会する
《国内最大級のセミナー・講演会》で講演を行います。
国内最大級の講演会ということでかなりボリュームがあります。
登壇する講師陣で35人。話題も多岐に渡ります。
私の前は羽生善治氏です。

私は3日目の午後の分化会で登壇します。
よろしければご参加ください。

会  期 2011年 7月20日(水)・21日(木)・22日(金)
会  場 会場/ホテルオークラ東京  東京都港区虎ノ門2-10-4
ご参加料 1名           263,000円(税込)
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現場からのアイディア発想の薦めとそれが新事業企画の本質である理由

前回のブログ
企画力がないと心配することはない。本当に必要な能力は。
では,あまりにも『企画』に対するハードルを
上げてしまいました。少し修正しましょう。

身近で効果的な『企画力』のスキルアップ方法です。

企画と言っても
「商品」企画、「新事業」企画などと構えると難しくなります。

営業(企画)→営業
販促(企画)→営業+販促
商品(企画)→営業+販促+商品(サービス)開発
事業(企画)→営業+販促+商品(サービス)開発+経理+財務?

目指す企画の内容によっては
どんどん影響範囲が広がってきます。
売れるけど作れないとか、作れるけど利益がでないとか。。。
事業全体が見えていない人によく起きることです。

自分で実務経験をしていない分野に関しては
勘も働かないし、検証することも困難ですね。
まったく経験していない分野では判断が甘くなります。
決裁する上司を説得することができないですね。

企画とはビジネス上の新しい工夫と考えましょう。

なので、まずは自分が実務経験している分野(営業、販促、その他)で
新しい工夫を考え、それをテスト、検証をしてみること
そんなことから練習を開始するべきですね。

自分の担当分野で確実な成果をまず出していく。
そういう仕事を待つのではなく、自ら提案をすること。
自ら考えた仮説を叩かれるとスキルアップできます。
これがもっとも企画力育成の早道だとも思います。

そして、実はこれは事業企画立案の本質的な考え方でもあるのです。

実際に社会で成功している新規事業を見ると
従来からある既存事業に何か1つのアイディアを
付け加えただけというものが圧倒的に多いのです。

製造業が中心だったら
・小型にしただけ
・薄型にしただけ

情報化に伴い
・販売からレンタルに変えただけ
・店舗からネット通販に変えただけ

なので、そのアイディアを既に世の中にある事業にくっつけるだけ。
そうするとどうなるか、発想を膨らませることで結果的に
新規事業企画へのアプローチになるでしょう。

現場でのアイディア+社会のことをよく知っていること
この組み合わせが新規事業につながるのです。

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