経営コンサルタントとして有名な大前研一さんの名言で、
人間が変わる方法は3つしかない。
1番目は時間配分を変える。
2番目は住む場所を変える。
3番目はつきあう人を変える。
この3つの要素でしか人間は変わらない。
最も無意味なのは『決意を新たにする』ことだ。
と言うものがあります。
「そもそもこれまで意思が弱いから変われなかったのでは?
だから、自分でこれからは変わると言っても変わることはできない。」
という意味です。
耳が痛い指摘ですね。「意思に頼るな、具体的に環境を変えることが
必要だ。」ということなのです。
時間は限られているから、「やること」を決めるよりも「やめること」
を決めるほうが趣旨に合っています。やることを決めても時間がなかった、
できなかったで終わってしまう可能性があるから。
住む場所を変える。なかなかチャンスはないのですが、図書館の近くに
住むことと居酒屋のそばに住むことで人の意識は変わるでしょう。
そして
付き合う人を変える、というか追加すること。これはもっとも大きく
人を変える可能性を秘めています。誰でもいいわけではなく
勉強したい分野、自分が興味を持つ分野のエキスパートと
付き合うことができれば、刺激を受けることができます。
年齢や、キャリア、立場などで会いたい人は違うでしょう。
どんな人に会いたいかと考えることも重要な人生戦略です。
実は会社もまったく同じです。
時間の使い方を変える、配分を変える。業務の優先順位を変える。
これは個人の意識付けや組織変更などでも実現できます。
移転はなかなかできませんが、レイアウト変更をして、これまでと
違う部署と隣合うことになれば視野が変わってきますよね。
非常にローコストな活性化施策です。
そして、人と同様につきあう相手(会社)は大切です。
既存のお客様、サポートしていただく会社、
ともすると効率がいいという理由で代わり映えがしない状態が続く。
互いに切磋琢磨する関係性になっているか、適正な緊張感があるか
足元の業績はよくても、一緒に成長していける関係かどうか
チェックする必要があるでしょう。
震災からの復興、原発問題、節電、猛暑。
今年の夏は大きく社会全体が変わります。これまでの慣習が見直される。
その夏を前にしてあなたの会社はどんな会社と付き合いたいですか?
これを考えることは重要な経営戦略です。
トヨタ自動車の社長は誰に会いたいのだろう。
興味があります。